ノミ・ダニ予防について~本当は知らない小さいやつらの逆襲~

2014年03月29日

今日は予防の最後としてノミ、マダにについて説明したいとおもいます。

~ノミ~

犬、猫についているのは主に、イヌノミ、ネコノミです。

これらのノミは人間にも寄生します。そして主にかゆみ、病気を引き起こします。

ネコひっかき病

ノミ‐アレルギー性皮膚炎

リケッチア症

特に意外とノミアレルギーの人は多いです。

でも、ノミがついたら予防すればいいんでしょ?

いいえ、違うんです。

実はノミはペットに寄生しているのは成虫の一部の時間だけで他はペットの周りの環境、つまり外や室内に潜伏しているんです。

それらは、たとえ、ノミがついたペットに一時的にフロントラインを使ってもすぐまたどこからか寄生してきます!

だから定期的な予防が必要です。

10匹のメスのノミがいたら30日後には10万以上の幼虫がいるという報告もあります。

室内にノミがはいったら圧倒的なスピードで増えてしまうということなのです!

~マダニ~

ダニといえば布団につく小さなダニなどいっぱいあります。

ワンちゃんにつくダニは比較的大きく、マダニといいます。

病院ではよくオーナーさんが顔にイボができたとつれていらっしゃって発見されることもあります。

マダニは生涯栄養を血液のみから取ります。

何度かくっついて離れてを繰り返して成虫になります。

吸血中はセメントのようなものを出してくっつくため動物から無理にとると牙だけ残り、かゆみや炎症につながります。

マダニがついてるのを見かけたら病院にご相談ください。

そして、今マダニで話題になっている怖い病気があります。

その名も「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」

これはSFTSウイルスによる感染症で、今までに国内で21人の死亡が確認されています。

症状として、発熱、腹痛。ひどくなるとケイレン、意識障害がおこるとのこと。

死亡率は6~30パーセントとのことです。

それだけでも注意に越したことはありません。

厚生労働省も注意を呼び掛けている怖い病気です。

でも知らない?

そう、なぜなら、去年一月に発見された新しい病気でまだしっかりとわかっていないのです。

そのため今後も全国的に広がっていく恐れが懸念されています。

 

いかがでしたか、意外とノミ、ダニあなどれないでしょう?

知ってた?

それは失礼いたしました…

 

でも、予防って本当に大切なのです。

予防にまさる治療はなし!です。

 

狂犬病、フィラリア、ノミ、そしてマダニを予防して大切な家族を守ってください!!

今回とは関係ないですが、次回はこの映画を紹介します。

 

ブンブン動物病院

長崎 文平